個人事業主として独立開業する方法について

独立開業
現在の勤め先から独立開業して個人事業を始めようとする場合、 手続き自体はあまり面倒ではありません。
しかし今まで給料をもらっていた状態から独立開業して自分で全てを決定し、経営を進めていかなければいけないので、それ相応の準備は必要です。

自分のやりたい業種の絞り込みをし、市場の環境を調べつつ現在の勤め先の退職手続きも必要です。
そして資金の調達を万全にしておかなければなりません。
自分の貯金で賄えれば問題はありませんが、足りない場合の借入先についてもしっかり考えておきましょう。
家族や親類に借りたり、公的機関の融資申請を視野に入れておくべきです。
店舗のリサーチも並行して行いますが、自宅を事務所と兼ねるという方法をとればかなりの経費節減が図れます。
もちろん自宅での開業はデメリットもありますので、自分の業務形態からよく考えて判断しましょう。

屋号の決定や、業種によっては許認可の申請も必要ですが、それまでに綿密に事業計画書を作成しておきます。
これは融資申請の際にも必要になるのはもちろんですが、自分の開業計画を客観的に見るためにもぜひしっかりと作ってください。

開業時に必要な届出は、税務署への個人事業の開廃業等届出書と青色申告承認申請書の2点が主なものですが、都道府県によっては他に必要なものもあるので前もって確認してください。
多忙な時期なので漏れがないようにしましょう。