会社を設立する際にはいくつかの税務手続きがあります。
税務署に開業届や青色申告承認申請書を提出することなどがそれにあたります。
個人で行おうとすると非常に煩雑で面倒な手続きのため、多大な時間がかかります。
開業時はただでさえ多忙になるため、自分で調べながら手続きを行うとミスが出る可能性もあります。
また、資本金の金額で毎年の税金額が変わったり、場合によっては消費税が免税にならなくなるなど、資本金額にも留意が必要になります。
開業時に税理士に相談することで、こういった大変な手続きを代行してもらうことや、有益なアドバイスをもらうことができます。
事業計画書作成時には損益計算書などの添付も必要になるため、専門的で難しい書類の見方・作成方法についても相談ができ、また融資を申請する際にも顧問税理士がいると信頼が増します。
会社設立後に事業が軌道に乗ってから税理士に顧問をお願いすることも考えられますが、開業時の税務手続きをおろそかにしたばかりにその後ずっと無駄な税金を払い続けるというケースもよくあります。
会社設立を決めたらすぐに顧問税理士を検討しても損はないでしょう。
会社設立後も帳簿が正確か確認してくれたり、財務状況についても引き続きアドバイスしてもらえます。