新規事業創業時には、役所など公的機関からの許認可を得なければならないことがあります。
これは新規事業の目的や業種によって、必要なものが定められています。
これらを受けるためには定款などの書類の作成の仕方や役員構成・資本金額を考えながら行わないといけない場合もあります。
つまりこれが頭にないまま新規事業を始めてしまうと、申請時に定款や人事の修正をしなければならなくなることもあり、余計な費用や時間がかかるおそれも出てきます。
さらにこれを無視して営業を始めてしまうと、罰金や営業停止など厳しい処分を受けることになります。
許認可の必要な業種は多種多様であり、また届出する先もさまざまです。
例えば同様に乗り物を扱う会社であっても、中古車やバイクの販売業は警察署からの許可、自動車整備工場やトラック貨物輸送業は地方運輸支局からの認証や許可が
それぞれ必要となります。
そのため自分が創業しようとしている事業に
どういった許認可が必要なのかということは、直接官公署に尋ねたり
専門家に相談することをおすすめします。
新規事業創業時はただでさえ多忙なものですが、
許認可を得るには手続きも煩雑になります。
早めに準備を進めましょう。