日本政策金融公庫が扱っている創業者向けの融資制度として、以下のものが挙げられます。
一つは「新規開業資金」です。
新たに事業を始める方、または事業開始後おおむね7年以内の方が対象となります。
融資限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)です。
「新創業融資制度」は、新たに事業を始める方、または事業開始後税務申告を2期終えていない方が対象となります。
無担保・無保証人で利用出来る制度ですが、一定の要件を満たした上で審査があります。
融資限度額は3,000万円(うち運転資金1,500万円)となっています。
女性、または30歳未満か55歳以上の方には「女性、若者/シニア起業家資金」があります。
融資限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)です。
「再チャレンジ支援融資(再挑戦支援資金)」については、廃業歴等のある方が対象となります。
融資限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)となっています。
次に「普通貸付」ですが、こちらはほとんどの業種の中小企業の方が対象となります。
特に創業融資に限定しているわけではありませんが、日本政策金融公庫の基本となる融資制度です。
融資限度額は4,800万円となっています。
その他、食料品小売業・製造小売業または花き小売業の方は「食品貸付」など、生活衛生関係の事業を営む方は「生活衛生貸付」などを利用出来ます。