会社の税金を滞納した場合に起こること
会社を創業したばかりの社長にとって、資金繰りや事業の成長に集中することは重要ですが、
税金の支払いを後回しにすることは絶対に避けるべきです。
もし税金を滞納してしまうと、どのような事が起こるでしょうか。
延滞税が課される
税金を滞納すると、本来の税額に加えて 「延滞税」 が発生し、
支払う税額が雪だるま式にどんどん増えていきます。
預金や売上の差し押さえ
税務署は、滞納が続くと会社の銀行口座や売掛金を差し押さえます。
会社口座に入っている資金が、ある時に急に差し押さえられる、
または、取引先からの売上金が差し押さえられることで
予定していた支払が出来なくなることがあります。
金融機関からの信用が低下
事業と切っても切りはなすことの出来ない銀行との取引において
滞納税金があることで、新規融資の審査が通らなくなる可能性が高まります。
このような事態にならないためにも、日頃から資金計画をしっかり立てて
管理していくことが重要です。
どうしても資金が足りなくなりそうな時は、滞納になってしまう前に
事前に融資を検討するなど、余裕をもって行動しておくようにしましょう。