新しく事業を開業しようと考えたとき、まずはじっくりと開業計画を練ることが重要です。
勢いや思い入れだけで創業してしまうとうまくいかなくなるケースは多いものです。
事業の内容をしっかりと検討して開業計画を立て、何度も精査しましょう。また創業資金の融資を受ける際にも、出資者への事業計画書提出が必要となります。
自分の頭や言葉を使って作成し、図表やデータなども盛り込んで、読む人にわかりやすく理解してもらえるようなものに仕上げましょう。
事業計画書に決まった書式はありませんが、まず導入部分には「会社概要」「事業目的」「事業概要」などから記載を始めます。
会社の基本情報や創業者のプロフィール、経営理念や事業のアピールポイントなどです。
ここは読み手に共感・協力してもらうために重要な部分です。
さらに事業内容を細かく具体化して記載していきます。
業界で自分の会社の商品やサービスをどう特色づけ、価値あるものにしていくかの方法に始まり、実際にそれをターゲット層に受け入れてもらえる価格設定や販売方法・仕入もしくは生産方法・マーケティング戦略、そして事業上のリスクとその解決方法も明記します。
さらに組織や人員計画・開業前および開業後の事業スケジュールも載せ、最後に資金や収支計画とともに損益計算書も添付します。
納得がいくまで何度も練り直してください。