会社設立のメリット・デメリット
個人事業主のお客様とお話をすると「個人事業よりも会社を設立した方が得ですか?」と質問を受けることがあります。今回は、会社を設立した場合のメリット・デメリットについてお伝えします。
法人化した場合のメリット
・社会的信用が大幅にアップする(取引先や金融機関からの信用度が高い)
・給与所得控除を利用して節税できる
・消費税が最大2年間免税となる(資本金1,000万円未満の場合)
・経営者の生命保険料の一部を必要経費にできる
・赤字を10年間繰り越せる
・会社の方が個人事業よりも優秀な人材が集まりやすい
・金融機関から融資を受けやすい
・決算期を自由に設定できる etc
法人化した場合のデメリット
・法人住民税の負担が増加(会社が赤字でも最低7万円の法人住民税均等割の負担が発生)
・社会保険料の負担が増加(法人化すれば従業員数にかかわらず社会保険に強制加入)
・会社設立費用がかかる
・税務調査が入りやすくなる
・役員変更等があると登記費用がかかる
・事務負担が増加 etc
上記のように個人事業主のままでいるよりも会社を設立した方がメリットは大きいです。個人事業主の方はご検討されてみてはいかがでしょうか?